亘理の基礎を築いた名将


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伊達政宗の側近として活躍し数々の戦で功績を上げた

伊達政宗のひとつ年下の従弟として伊達家家臣の中でも非常に近い間柄であった。片倉小十郎景綱とともに政宗を支えた。勇猛果敢な性格と戦巧者で知られ、人取り橋の戦いや摺り上げ原の戦いでは大きな功績を上げ、政宗の奥羽覇者としての躍進へ貢献した。

伊達一族の名門に生まれた成実

永禄11年(1568)大森城に生まれる。成実の父は政宗の祖父晴宗の弟にあたり、母は晴宗の娘でした。母方から見れば従兄弟にあたります。政宗の方が1つ年上で幼いころから一緒に過ごすことも多かったという。

伊達成実

南奥羽の覇者となる政宗の影には伊達成実あり
伊達政宗の進撃と成実の活躍
天正13年(1585)家督を継いで17歳で信夫郡大森の城主となる。成実は青年期に大いに武勇を発揮し伊達家随一の猛将とも謳われ、抜群の行動力を発揮し生死を賭けるいくつもの戦いで活躍した。
伊達政宗が日本史の舞台に踊り出るための支えの役割を成実が果たした。
亘理領主として
  • 1602年 成実は亘理地方を与えられすぐに城下町作りに着手した。
  • 寺社の整備、治水、用水整備をおこない、田畑の開発をし知行の大幅な増加を果たした。
  • 伊達成実の前半生は伊達氏きっての武勇の将として政宗を助け仙台藩草創に貢献し、後半生は亘理の基礎を築くなど治世者として活躍した。
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初代領主伊達成実霊屋

江戸初期の霊屋建築として宮城県指定有形文化財となっている。年に2回1月16日と8月16日に御開帳される。

歴代墓所

成実霊屋の左奥の霊屋は成実の父実元の位牌堂である。実元250回忌にあたり建立された。実元の左側の霊屋は五代実氏の霊屋である。江戸中期の建立。


霊屋以外に亘理伊達家歴代墓所がある。歴代の領主や夫人、家族の墓が1ヵ所にまとまっているのは仙台藩内でも例のない墓所といわれる。

御朱印の紹介

御朱印

大雄寺本尊と伊達成実霊屋の御朱印です。
ご予約の無い方は書置きのみとなります。

切り絵御朱印

伊達成実霊屋をデザインした切り絵の御朱印です。霊屋、成実甲冑姿、竹に雀紋を配置したオリジナル切り絵御朱印の第二弾です。

小見出し

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悠里館(郷土資料館は1階)亘理駅隣接

伊達成実、亘理伊達家についての詳細は悠里館1階郷土資料館に常設展示されている。
その他亘理町の歴史、民俗、考古について詳しく知ることができる。
悠里館の5階展望デッキからは亘理の街並みのほか、太平洋や蔵王の山並みがきれいに見渡すことができる。

郷土資料館(悠里館1階)
〒989-2351
宮城県亘理町字西郷140
tel.0223-34-8701

◆営業時間 9:00~16:30(入館は16時まで)
 休館日=毎週月曜日・資料整理日(毎月最終金曜日・祝日(特別展示日を除く)・年末年始
◆アクセス
 亘理駅から徒歩3分
 大雄寺から車で10分